めだかとタナゴを飼っています。

お魚飼育やお庭。 家庭菜園とたまに山歩き。

歴史妄想

歴博 榛名山の噴火








次はどこの山に行ってみようか?と
しょっちゅう調べている。


花の百名山には目もくれず
冬季がメインなのであまり麗らかで風光明媚な山には縁がない。

最近気になる榛名山と赤城山ですが・・・






歴博の年代観変更
周辺に古墳の多い榛名山の噴火
どうなっているかというと・・・


800px-Haruna00 s




今まであんまり気にしていなかったけど
最近気にしてるのでよーくみてしまいました。

歴博第一展示室の画像
Photo by CLM 榛名山の噴火 P2170515





wiki榛名山より
800px-Mount_Haruna_Mountaintop_Relief_Map,_SRTM-1,_Japanese

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%9B%E5%90%8D%E5%B1%B1

榛名山って榛名湖と榛名富士が
日月の構図になっているところがアイコンとして面白いですよね。


🌋  🌋  🌋  🌋  🌋

wikiの年代

  • 5世紀に活動を再開し、マグマ水蒸気噴火を起こす。(二ッ岳有馬火山灰噴火)
  • 489年 二ッ岳渋川噴火で大規模なマグマ水蒸気噴火と泥流。
    マグマ噴出量は0.32 DREkm3。火山爆発指数:VEI4
  • 525年から550年 大規模マグマ噴火、マグマ水蒸気噴火、マグマ噴火泥流。
    マグマ噴出量は0.74 DREkm3。火山爆発指数:VEI5

       🌋  🌋  🌋  🌋  🌋



    Photo by CLM  榛名山二ツ岳噴火 P2170519

    上画像は歴博展示パネルですが、
    6世紀に2度の二ツ岳噴火を明記しています。


    wiki榛名山
    有史以降の記録は残っていないが、渋川市の金井東裏遺跡(国道353号建設工事に伴う調査)では、6世紀の火砕流に巻き込まれた甲を着装した成人男性人骨1体と、乳児頭骨1点が発掘されており、人的被害が出ていたことが裏付けられている[1]


    金井東裏遺跡出土_甲を着た古墳人_(複製)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%9B%E5%90%8D%E5%B1%B1#/media/File:%E9%87%91%E4%BA%95%E6%9D%B1%E8%A3%8F%E9%81%BA%E8%B7%A1%E5%87%BA%E5%9C%9F_%E7%94%B2%E3%82%92%E7%9D%80%E3%81%9F%E5%8F%A4%E5%A2%B3%E4%BA%BA_(%E8%A4%87%E8%A3%BD).JPG

    多分この甲を着装した男性の発掘でC14年代測定して、
    得た年代を歴博のリニューアル展示に加えているのですね。



    5世紀の噴火については年代測定の対象になる遺物が出ていないということでしょうか?









    私はどっちかと言うと弥生以降より縄文に興味があるので
    いままであんまり弥生以降って得意じゃなかったのですが、
    Photo by CLM  埴輪 綿貫観音山古墳 P2170507



    綿貫観音山古墳は興味があります。

    やはり榛名山と赤城山周辺が歴史的にも面白そうですね









































  • 長崎(=^・^=)金海(=^・^=)🐈



    歴博のリニューアル展示で最古のイエネコがあった。



    Photo by CLM 金海貝塚出土 イエネコ P2170556





    イエネコの先祖はリビアヤマネコなんだそうだ。

    古代エジプトでもネコは重要視され長く輸出禁止とされた生き物なのだと以前聞いたことがある。

    なぜなら🐈は古代エジプトではラーの娘であり神だからだろうと思う。

    320px-Bastet-E_2533-Egypte_louvre_058猫の姿をしたバステト

    猫の姿をしたバステト

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%88#/media/File:Bastet-E_2533-Egypte_louvre_058.jpg

    猫は、古代エジプト人が初めて家畜化した動物と言われている
    エジプト先王朝時代の紀元前6000年頃、ヒエラコンポリスの貴族墓より猫の骨が発見されている。
    また紀元前4000年紀後半には、家畜化されていたと考えられている
    [1]


    220px-Bastet_svg

    1:^ a b c 吉村作治 『古代エジプトを知る事典』、312頁。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%88





    歴博の展示
    長崎県壱岐の遺跡から出土して日本最古のイエネコ
    考えられる動物の骨が出土したそうだ。

    Photo by CLM 日本最古のイエネコ P2170559


    紀元前3世紀から2世紀という年代が表示されていた。


    古代エジプトから日本に猫が渡ってくるまでに、
    気の遠くなるような時間が掛かっているということだ。




    一枚目の画像をもう一度みて貰いたいが、
    気になったことがあった。
    朝鮮半島の金海でほぼ同時代のものと
    思われる猫の骨が出土しているそうだ。




    韓国南部金海貝塚。

    歴史妄想 伽耶
    http://cozuly-le-matuma.dreamlog.jp/archives/16335675.html



    金海のことはこの時も書いたが金官伽耶は
    西暦42年に生まれた首露王が6つの卵から他5人の王子とともに孵って
    六伽耶連合である

    駕洛国(金官伽耶)
    加耶
    星山加耶
    阿羅加耶
    小加耶
    古寧加耶

    を築く。

    首露王のルーツを求めると、
    古代中国の黄帝の末裔だと言われる。


    Photo by CLM じゃれ イエネコP2170563


    歴博は長崎と金海から猫の骨がは ほぼ同時期 とするも
    金海側の骨の年代を明らかにしていない。


    ほぼ同時期 とか 韓国南部金海貝塚 とか
    なんかちょっとぼかしているが、
    「東三洞貝塚」とか遺跡名がはっきりしないのが
    気にかかっている。




    朝鮮半島では弁韓
    日本では弥生時代
    という解釈で良いのかな~?


    というのは、別の切り口での考えが浮かんできたからだ。


    高麗茶碗に「猫掻き手」と呼ばれる茶碗がある。

    釜山にある金海空港はキメ空港であるが
    (表示はGim-hae International Airport)
    猫掻き手の「金海茶碗」はきんかいと読み発音する。



    戦国の茶人は金海はきんかいと日本語で読んでいた。


    この金海茶碗 何故「猫掻き手」なのか
    長く不思議に思っていた。






    紀元前から猫が居たという金海を想像すると、
    知っている人にとっては
    金海茶碗は猫を想起する言葉だったはず。





    ちょっとその茶碗を観てみてください。


    金海 17世紀 P1000948



    猫が引掻いたような模様
    猫掻き手です







    この画像の内部の文字は私が書き入れたものです。

    古い本からの画像です。



    金海 高麗茶碗 P1000951




    高台の造りも猫の地を妄想すると、
    心なしか「ネコ足」に見えてこないわけでもない。




    この茶碗がなんで良いのか長らく謎だったのですが、
    金海の猫を想うと、
    この茶碗の意味がわかってくるのでありました。











    Photo by CLM 弥生猫 P2170557





    因みに金海の猫掻き手は
    日本からの注文品だと言われています。




















    歴博の猫展示かわゆす














































    縄文と弥生の年代観が変わった。


    Photo by CLM 歴博 P2170464






    今回の歴博リニューアルの要点は
    研究によって科学的に求めた年代観」を軸として
    展示を新しくした事です。



    Photo by CLM 年代観が変更


    歴博はC14炭素測定法に力をいれていて
    何度も展示や企画展での成果の発表をしている。


     

    Photo by CLM C14炭素測定法 P2170577












    C14炭素測定法は放射性物質C14が崩壊して減少していくのを
    測量することによって年代を明らかにして行こうというものですが。
    誤差等の問題から、歴博の発表当時から(2003年頃?)
    測定に問題があるとか北海道や九州の一部の研究者年代観修正には時期尚早だと
    異論が有る等。の反応もある。



    Photo by CLM 年代測定  P2170576

    歴博の落としどころは
    上画像表内一番下の二行「国際的な軸正曲線INTCALに
    ほぼ沿っているが、ずれている時期もある
    。」
    というリニューアル展示パネルに少しある部分に滲み出ているのかもしれない。



    今後のリニューアル展示への学者さんたちの反応にも注目しつつ
    歴博の年代観に乗っていいものであるのか見守って行きたいと思います。






    https://gigazine.net/news/20180608-radiocarbon-dating-calibration/
    2018年06月08日 07時30分 サイエンス

    考古学で用いられる「放射性炭素年代測定」の精度は調査する場所によって変わるので議論の余地があるという指摘













    歴史妄想 伽耶



    歴史がわりと好きだ。


    どこのどの時代が特に詳しいということもないのだけれど、
    鎌倉の海岸に行けば青白磁の破片が落ちているのを探すし
    千葉県の畑で縄文土器や石鏃を拾ったこともある。



    映画やドラマ 旅をするとその関連の時代を調べる。

    初めて韓国に行ったのは2005年だったと思う。

    陶磁器はやはり李朝
    それに須恵器も面白い。

    李朝の王なら燕山君が面白いし
    平安時代なら白河帝や後白河法皇が面白い。

    賢王よりも暴君の時代の方が、
    自分が治められる側のその時代の民
    でない場合に限れば面白いと思う。







    神社も好きでいろいろ行ってみたが、森友問題で
    急に神社熱が醒めてしまった。
    それでお正月に初詣に行くくらいになっている。



    Photo by CLM 三峰神社 P2140712





    歴史も少し遠ざかっていたけれど、
    昨日面白いPDFを読んだ。


    渡来系文物からみた伽耶と倭における政治的変動

    https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/48027/mrh_029_053A.pdf




    しょっちゅう調べものをしている割りに
    色んなことに興味があるので
    前に調べたことでもすぐに忘れてしまう。




    それで、ここに残して置こうと思う。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E4%BB%BB%E9%82%A3%E3%83%BB%E5%8A%A0%E7%BE%85%E3%80%81%E7%99%BE%E6%B8%88%E3%80%81%E6%96%B0%E7%BE%85.png

    任那・加羅、百済、新羅


    2005年。
    ソウルではなくて大邱テグという町に用があった。
    そこで飛行機でソウル行きに乗るか釜山行きに乗るか
    考えて、金海空港に降り立つことにした。



    こここそが金官伽耶の本拠地であった。


    金海金氏で際立って有名なのは、新羅に帰化した金庾信キムユシンである。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%B5%B7%E9%87%91%E6%B0%8F


    インドのアショーカ王の血筋を引いていると言う。


    金海首露王の王妃「許黄玉」はインドから持って来た石塔(ストゥーパ?)と鉄物を首露王に捧げたと言う。
    これが伽耶の製鉄技術に一石を投じたとも考えられる。




    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%B1%E9%BB%84%E7%8E%89





    古代の遺跡から出土する鏡というのは、
    海外から交易などで得たものだと思っていたが、
    伽耶の大王墓である高霊池山洞45号墳から倭鏡が出土」
    と書いてあるのに驚いた。
    しかも書いたのは[ 朴 天秀 氏]
    韓国の方である。


    朴氏というと慶州を本拠地とする新羅王家のひとつであるので、
    きっとこの方もそうなのではないかと思った。(推測です。)





    実は鏡王女のことを調べていてこのPDFを見つけた。
    藤原不比等の母ともいわれることもある女性です。

    滋賀県の竜王町で鏡神社に行ったことがある。
    その神社で鏡女王が巫女として仕えていたという話があった。


    竜王町周辺に鏡を製造した形跡があったような気がする。




    伽耶のPDFの話を戻すが、渡来品から大陸と倭の国交や
    人や物の行き来を偏見なしにきちんと分析している人は
    近年まであまりいなかったのではないかと思う。


    伽耶とひと口に言っても
    金官伽耶と大伽耶との違いを遺物から判別することは
    考えも及ばなかったり。

    新鮮な驚きと同時に読み進めました。














    群馬県下仁田に馬山という伽耶にもある地名も
    気になっていた。
    韓国の馬山は参鶏湯が有名で
    釜山から車で連れて行ってもらったことがある。



    下仁田の方は「まやま」なんですね。




    埼玉県行田市の稲荷山古墳も行ってみたい。
    仁徳天皇陵の4分の一で似ているそう。


    千葉県富士見塚ってどこだろう?

     〒306-0041 茨城県古河市鴻巣399の富士見塚古墳ってあるけど
    間違いかしら?








    このPDFは初見なので概要しか理解できていませんが
    何回か読むと別の気づきがありそう。







































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